清瀬いんどう歯科|清瀬市松山の歯医者・歯科|ブログ

当院では患者様が5年後・10年後、その先も自分の歯でお食事などを楽しめるように正しい歯磨きの方法や個人に合わせた治療内容で健康なお口をサポートいたします。

ブログ

歯科治療中断のリスク

こんにちは、清瀬いんどう歯科の佐藤です|ω・)

今回は、歯科治療を中断するとどういうリスクが起こるのか?

についてお話ししようと思います💡歯科治療は、症状や治療内容によって

どうしても治療回数がかかり、治療が終わっていないにも関わらず、

「痛みがなくなったから」「通院する時間がない」などの理由で中断されてしまいがちです😢

①仮歯を入れたまま放置

仮歯は治療完了までの間に一時的に使用するもので、

長期間耐えられるようにはできていなく、レジンというプラスチックの材料で作られている為

固いものを食べると簡単に壊れてしまいます。また、仮歯は次回の治療まで簡単に外れやすい

仮着用セメントを使用しています。その為、細菌が侵入しやすい状態にあり、

匂いも付きやすいので、仮歯のままだと虫歯が再発、痛みが出る場合があります。

②被せ物等の型取りをしたまま放置

歯型を取った後1~3ヶ月経過してしまうと、せっかく作った詰め物・被せ物の

適合が悪く、装着できず再び型取りをする事があります。

これは、歯は口の中で少しずつ動いている為に起きる事で、型取りをしたら

必ず次回の予約日に来院して頂くと、ピッタリ詰め物、被せ物を装着する事ができます。

③歯の神経を取ったまま放置

虫歯が大きく、歯の神経を取った後や歯の根っこの治療を行っている場合は、

治療中断のダメージを大きく受けます。痛みが無くなったからといって、

治療を中断してしまうと、歯の内部に細菌が増え、痛みや腫れが生じる事があります。

神経を取った歯は、神経の生きている歯に比べて、歯の抵抗力も弱くなります。

ただ、痛みがすぐに出る事が少ないので、いつのまにか歯が痛くなったり、

歯が割れてしまい、最悪の場合は抜歯する事があります🦷

④抜歯をしたまま放置

抜歯をしてから痛みが無くなると治療を中断してしまう事がありますが、

本来あった場所に歯を失ったまま何も入れずに放置してしまうと、

空いたスペースに隣り合う歯が倒れてきたり、咬み合う歯が伸びてきたり、

歯並び・咬み合わせが悪くなってしまいます。

いざ歯がない所にインプラントやブリッジや入れ歯で補おうとするとスペースがない為、

何も入れる事ができないか、場合によっては矯正治療で歯を入れるスペースを作る…

といった更に治療期間、費用がかかってしまう事があります❕

⑤虫歯を薬で埋めたまま放置

虫歯が大きい場合は、歯の神経を落ち着かせる為に薬を入れて、

しばらく様子を見る事があります。鎮静効果が見られ、痛みもなくなり穴も塞がる為、

この時点で治療を中断してしまう事がありますが、この処置はあくまでも

仮の詰め物で対応している為、長期間もつものではありません😣

いずれは擦り減っていき放置すると、詰め物の隙間に汚れが入り、細菌が増殖し、

虫歯が広がってしまいます。

📢その他、応急処置で対応した場合も、「症状が落ち着いたから」という理由で

治療の中断をしてしまうのも良くありません。「症状が落ち着いたから大丈夫」

「痛みが無くなったから、しばらく通わなくて大丈夫」という自己判断は危険です⚠

治療の中断は、治療した箇所の悪化だけでなく、隣り合わせの歯の悪化や

治療期間・費用が更にかかってしまいます(>_<)💦

歯科治療を中断されている方は、是非一度お越し頂き、

最後まで一緒に頑張りましょう❣

◆インスタグラム◆ @kiyose_indo

https://www.instagram.com/kiyose_indo/

https://www.indo-dental.jp/

医院外観