こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
肉食恐竜の歯化石には、大きく分けて2種類のタイプがあるのはご存知でしょうか?(*^-^*)
一つは、真っ直ぐ伸びたタケノコタイプ、もう一つは鋭くカーブした平たいナイフタイプです。
同じ肉食恐竜で、なぜこのような違いがあるのか…… それは「食性」にあります❕
【タケノコタイプ】
タケノコタイプの歯の代表格であるスピノサウルスは、主に魚食性だったという説があります🐟
活発に動き回る魚を逃がさないようにするには、噛むと同時に「ホールド」することができる
タケノコタイプの歯のほうが都合が良かった、というわけです👍
また、スピノサウルスはワニのように長い顎に無数の歯を備えていました。

【ナイフタイプ】
ナイフタイプの歯をもつ代表格、カルカロドントサウルスや、
ナイフタイプの歯をもつ恐竜は、その鋭い切れ味で噛みつくと同時に、肉を切り裂き、
獲物を大量出血へと導き、時間の経過とともに、出血死させたという説があります💭
【タケノコタイプとナイフタイプの中間の歯をもつ恐竜】
これは皆さんご存知のティラノサウルス・レックスです🦖
ティラノサウルス・レックスは、その体格から最強の恐竜として知られています❗
体格は全長だけならば、スピノサウルス、カルカロドントサウルス、
ギガノトサウルスなどと同等か、やや小さいくらいと言われていますが、
なぜティラノサウルス・レックスが最強と称されるのでしょうか?🤔
それは、歯の形状と大きさに鍵があります🗝
歯茎から外に出ている部分だけでも、ロングカーブ計測で14cm、
根元の断面はほぼ円の形をしいて、歯の稜線には鋭いセレーション(ギザギザの部分)を備えている…
これはまさしく、タケノコタイプとナイフタイプの両方の特徴を備えていると言えます💡
獲物に噛みつき、ホールドし、尚且つ出血死へ導きます😯

【恐竜の虫歯】
恐竜にも虫歯があった可能性は高いですが、はっきりした証拠は見つかっていません。
一方で、狩りや闘争などの際に折れたり欠けたりした歯は発見されており、
歯が傷つくことがあったことは確かなようです。
では、歯が悪くなった場合はどうしたのかというと、恐竜の歯は常に生え替わっていて、
悪くなった歯の代わりにすぐに次の新しい歯が生えてきていたと考えられています。
なので恐竜は歯に関してはあまり困らなかったと思われます🦕
【鳥の歯】
現世にいる鳥は恐竜から進化したと言われていますが、歯も恐竜と似ているのでしょうか?
実は現世の鳥は、歯を持っていなく、その代わりに硬いくちばしを持っています🐦
このくちばしで獲物をつつき、殺し、食い付き、丸呑みにします😱😱
鳥は硬いくちばしで肉を食いちぎり丸呑みにするため、咀嚼用の歯を必要としないようです🦷

【人間の歯】
人間の歯の数は乳歯が20本、永久歯が28~32本です。
歯にはそれぞれの役割があり、上顎と下顎では、ちょっと違った形の歯があります。
前歯は切歯ともいい、うすくて先が鋭くなっていて、食べ物を噛み切る役目を持っています。

【食べること以外の歯の大事な役割】
食事やおやつの時に、食べ物を細かく噛み砕いて消化しやすくする役割はもちろん、
*発音を助ける
*表情を作る
*体の姿勢やバランスを保つ
*ものを噛むことで脳に刺激を与える
など、私たちの毎日の暮らしに不可欠な役割も担っています。
正しい歯磨きとアイテム選びで歯をいつまでも健康に保ちましょう✨
お口のことで何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください(* ‘ω’ *)♪

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