清瀬いんどう歯科|清瀬市松山の歯医者・歯科|ブログ

当院では患者様が5年後・10年後、その先も自分の歯でお食事などを楽しめるように正しい歯磨きの方法や個人に合わせた治療内容で健康なお口をサポートいたします。

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🍀歯周病と関節リウマチ

こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)

歯周病と関節リウマチは関連性があるとご存知でしょうか?💡

【関節リウマチとはどんな病気か】

関節リウマチは、持続的な関節滑液の炎症や

関節軟骨および周囲の骨の損傷を特徴とする疾患です。

成人に発症し、女性の罹患率が男性の3倍で、

高齢になるほど罹患しやすい性質の疾患でもあります。

関節リウマチは全身の関節に影響する可能性がありますが、

特に中手指関節・近位指節関節・中足指節関節などの

手足の関節・手首・膝関節に症状が出ることが多いです。

関節リウマチは、関節に多発の慢性炎症を生ずる自己免疫疾患で、

兆候は典型的な炎症状態であり、罹患した関節では

腫脹・発熱・疼痛・こわばりの症状が現れます。

また、持続的な炎症により、関節表面で腱の断裂・破壊が生じます。

【歯周病と関節リウマチの関係】

歯周病と関節リウマチは、両疾患ともに骨に近接する

組織の慢性炎症であり、病因が非常に近似しています。

臨床症状も類似しており、疼痛・腫脹そして圧痛を伴い、

治療せずに疾患を放置しておくと、これらの慢性炎症により

最終的に周囲の骨破壊が生じます…😱💦

このように罹患する組織は異なりますが、

両疾患の多くの類似性から、関係性が古くから疑われてきました❕

①論文によると…

健常者と比較して関節リウマチ罹患者では歯を失う割合と

歯を支える骨が痩せてくる割合が約2倍。

関節リウマチは歯周疾患に影響を及ぼすことが示唆されます。

②研究によると…

歯周疾患患者の関節リウマチの発症率についてのデータがあり、

健常者よりも歯周疾患患者のほうが、発症率は高い傾向がみられます。

つまり、歯周病があると 関節リウマチになる確率が高まり、

関節リウマチがあると、歯周病のリスクも高まるということになります。

上記にもあったように、関節リウマチは高齢女性に多いです👵

口腔ケアをしっかり行うことは、歯周病の予防のみならず、

関節リウマチのコントロールにも繋がると考えられています👍

定期的な検診をして、歯の状態を確認してみてください🦷✨

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