こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
子供の歯である乳歯についてです👶🤍
乳歯とは、子供の時に生える歯のことですが
乳歯が抜けたあとには永久歯が生えてきます。
子供の発育・成長において乳歯の発達は、将来の基礎的な
機能を築く上でとても重要な過程です。
乳歯の主な役割は、噛む・発音・永久歯の誘導です🦷
毎日歯磨きをしていても、歯面に着色が見られるのは
珍しくなく、歯磨きだけでは着色を完璧に予防できない場合が多いです。
それは、単に汚れが付着しただけでなく、唾液中のタンパク質と結びついて
歯面に沈着してしまうことが原因ですφ(..)メモメモ
*噛む
食べ物を噛み砕いたり、噛み切ったりすることで
栄養の吸収が良くなります。また、良く噛むことで顎が発達し
顔の形も整います。
*発音
乳歯が生えることで正しい下の位置を覚え、言葉を上手に
発音・構音出来るようになります。
*永久歯の誘導
生え変わり時期に、乳歯の根の部分が吸収されます。
歯根吸収が進むと、ほぼ歯冠のみとなって自然に抜け落ち、
永久歯が正しい位置に導かれます。
【乳歯が生え変わる時期】
個人差はありますが、全ての乳歯が生え揃うまでにはおよそ
2~3年かかり、その後乳歯から永久歯へと生え変わるのは6~12歳頃です。
【乳歯と永久歯の違い】
同じ歯でも乳歯と永久歯には大きさや色、歯質、本数などに違いがあります。
*大きさ
永久歯と比べて、乳歯の方が一回り小さいサイズです🦷
*色
乳歯は白に近い色をしていますが、永久歯は黄みがかった色をしています。
*歯質
エナメル質・象牙質・歯髄・セメント質などそれぞれを構成する組織に
違いはありませんが、乳歯は永久歯と比べ、エナメル質や象牙質の厚みが
1/2しかないのが特徴です。
*本数
乳歯は全部で20本であるのに対し、永久歯は親知らずを含めて32本あります。
【乳歯は虫歯になりやすく進行が早い】
乳歯は永久歯に比べてやわらかく酸に弱い為、虫歯になりやすいです。
また、エナメル質や象牙質に厚みがないので、虫歯になると
一機に進行してしまいます。特に小さいお子さんであれば、
上手に痛みを伝えることが難しいこともあり、大人が気付いた時には
神経まで虫歯が達しているなど重症化してしまう場合もあります😨
その為、お子さんも定期的な健診が必要になります❕
是非ご家族で健診へいらしてください♪
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