こんにちは清瀬いんどう歯科の板垣です
皆さんは動物の歯の数について知っていますか?歯が多い動物もいれば、全くない動物も?
今日はいろいろな生き物の歯の数についてお話していきます
まずはじめに、我々人間の永久歯は、親知らずを入れて32本です
上下左右合わせて前歯が12本、小臼歯が8本、大臼歯が12本となっています。
1989年より厚生省と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動がありますね
それを目指すとなると、何十年も自分の歯を守るためには定期的な歯科の受診やご自身での適切なケアが大切になります
そして、なんと世界で最も歯の多い生き物はカタツムリです
私自身カタツムリは歯がない生き物だと思っていたので驚きました
正確には歯舌(しぜつ)と呼ばれ、非常に小さな歯がびっしり並んでいます。
そしてカタツムリはものを食べるときに、その歯舌を使ってヤスリのように食べ物を削りとります。
その数はなんと1万本~2万本以上と言われており、無数の小さな歯が常に連なっている状態となっています
一列ごとに約80本の歯が並んでおりそれが何百列もあるので、そのくらいの本数になるそうですよ
小さい歯と聞くと弱いのではないか?と思う方もいらっしゃると思いますが・・・侮るなかれ
なんとカタツムリはコンクリートも食べてしまうんです
コンクリートに含まれるカルシウムが、カタツムリの殻の元になるのです
逆に歯の少ない生き物はというとカメやアリクイが挙げられます
カメやアリクイには歯がありません
カメは歯がない代わりに顎の肉が硬くなっているそうです
アリクイはねばねばした舌でアリをくっつけて捕食するそうです
いかがでしたか?
歯がない生き物から1万本以上ある生き物まで様々でしたね!
最後までお読みいただきありがとうございました
InstagramTwitter @kiyose_indo