こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
顎関節症で病院を受診する方は10代後半~30代という
若い年代に多く男性よりも女性が多いとされています。
軽度では自然に治る場合もありますが、深刻な症状に
悩まされている患者さんも少なくありません😢
*顎関節症とは?
顎の痛み・お口を開けにくい・関節音がする
といった症状を伴う顎の関節や顎の筋肉の病気です。
多くの方が一度は経験している病気であり、
一生のうちに半数の方が経験すると言われています。
*顎関節症の原因
✔歯ぎしり
✔くいしばり
✔悪い歯並び・噛み合わせ
✔ストレス
✔外傷など
*主な症状
【関節雑音】…お口を開けたり閉めたりした時に音がする
【開口障害・運動異常】…お口を開けにくい
【顎の痛み】…お口を開けたり閉めたりした時に、
顎の辺りや耳の前などに痛みを生じる
*診断基準
関節雑音、開口障害・運動異常、顎の痛みのうち1つでも
当てはまり、他に症状を引き起こす病気がない場合に診断されます。
また、顎関節症は顎や顎の動きに異常が生じるだけでなく、
頭痛や肩こりなどの症状が現れることもあります😮
個人差はありますが、首・背中・腰・耳・耳鳴りなど
症状は全身に及びます。
*顎関節症の治療
効果の高い治療法が明確になっていない為、治療法は患者さんの
症状によっても異なる場合がありますが、主には☟
✔理学療法…電気を流したり、マッサージをし顎周辺の筋肉の
緊張を改善します。筋肉をほぐして血流を改善し痛みを軽減します。
✔薬物療法…顎の痛みを薬で抑えます。また、筋肉の緊張が強い場合にも
薬を用いたりします。
✔運動療法(リハビリ)…ずれてしまった関節円板を戻すような
運動行ったり、顎回りの筋肉のストレッチを行い、お口を
開けられる量を増やします。
✔スプリント療法…マウスピースを使用した方法です。
マウスピースを装着し、顎関節をリラックスさせます。
✔心身医学療法…ストレスは食いしばりなどの原因となる為
取り除く必要があります。
*顎関節症の再発リスク
治療によって症状を改善出来ますが、一度症状が改善しても
再発するケースが多いです。顎関節症の原因に食いしばり・
噛みしめがありますが、これらはストレスが大きく関係し
ストレスを溜めるような生活を送っていては再発リスクを高めます。
なので根本原因の改善が必要と言えます(*^-^*)✨
◆インスタグラム◆ @kiyose_indo