清瀬いんどう歯科|清瀬市松山の歯医者・歯科|ブログ

当院では患者様が5年後・10年後、その先も自分の歯でお食事などを楽しめるように正しい歯磨きの方法や個人に合わせた治療内容で健康なお口をサポートいたします。

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気圧の変化

こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)

みなさんは、気圧の変化で歯が痛くなったことありませんか?🤔

特に虫歯や歯肉の状態が悪い方は要注意です❕

歯の中心には「歯髄腔」と呼ばれる歯髄(神経)を収めた空間があり、

その周りを象牙質、さらにその外側をエナメル質が包む3重構造になっています。

歯の中にある歯髄腔の内部の気圧は通常、外の気圧と同じになるように

保たれていますが、短時間に急に外の気圧が変化すると調整が間に合わず、

外の気圧と歯髄腔内部の気圧に差が生じ、歯が痛むことがあります。

これは、山を登った時にポテトチップの袋がパンパンになるイメージです。

台風は低気圧の塊なので、台風が頻繁に発生する季節は

気を付けてください😊✨また、飛行機は海外旅行には

欠かせないものになっていますよね。機内で何時間も

激痛と戦うことを想像するだけで辛くなります…😨

また、宇宙飛行士はシャトル発射時や帰還時など、大きな圧を受けますが、

作業する時に着る宇宙服の中は減圧されていて、脱ぎ着するたびに

気圧の変化があります。また、宇宙飛行士は抜歯の訓練も受けているそうです😳

ちなみに、虫歯があると宇宙には行けません🚀🌍🪐

ジェット機や戦闘機のパイロットも虫歯NGです✈

もし、将来の夢は「宇宙飛行士」「パイロット」と言うお子さんが

いたら虫歯にならないように教えてあげてくださいね🙋‍♀️💡

しかし、気圧が下がると全員が歯に痛みを感じる訳ではなく、

気圧による変化を受けやすいのはこのような状態の時です☟

*虫歯がある、または虫歯治療中

*虫歯治療済み歯(詰め物や被せ物をした歯)がある

*歯茎や歯の根に膿が溜まっている

普段は特に痛みを感じなくても、詰め物や被せ物をしてから数年経つと

小さな隙間から治療した歯の中に細菌が侵入し、再び虫歯に

なっていたというケースがあります。まだ症状が軽い場合や、

すでに歯の神経を抜いてしまっている場合は、

虫歯が進行していても気付けないことがあります。

気圧の変化による歯の痛みは、ある意味自然現象に近いものです。

気圧をコントロールして痛みを抑えることはできませんが、

お口の中の状態を変えることで痛みを防ぐ方法はあります🦷

その為、検診でのチェックは重要ですので是非いらしてください😉

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