こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
みなさんは、気圧の変化で歯が痛くなったことありませんか?🤔
特に虫歯や歯肉の状態が悪い方は要注意です❕
歯の中心には「歯髄腔」と呼ばれる歯髄(神経)を収めた空間があり、
その周りを象牙質、さらにその外側をエナメル質が包む3重構造になっています。
歯の中にある歯髄腔の内部の気圧は通常、外の気圧と同じになるように
保たれていますが、短時間に急に外の気圧が変化すると調整が間に合わず、
外の気圧と歯髄腔内部の気圧に差が生じ、歯が痛むことがあります。
これは、山を登った時にポテトチップの袋がパンパンになるイメージです。
台風は低気圧の塊なので、台風が頻繁に発生する季節は
気を付けてください😊✨また、飛行機は海外旅行には
欠かせないものになっていますよね。機内で何時間も
激痛と戦うことを想像するだけで辛くなります…😨
また、宇宙飛行士はシャトル発射時や帰還時など、大きな圧を受けますが、
作業する時に着る宇宙服の中は減圧されていて、脱ぎ着するたびに
気圧の変化があります。また、宇宙飛行士は抜歯の訓練も受けているそうです😳
ちなみに、虫歯があると宇宙には行けません🚀🌍🪐
ジェット機や戦闘機のパイロットも虫歯NGです✈
もし、将来の夢は「宇宙飛行士」「パイロット」と言うお子さんが
いたら虫歯にならないように教えてあげてくださいね🙋♀️💡
しかし、気圧が下がると全員が歯に痛みを感じる訳ではなく、
気圧による変化を受けやすいのはこのような状態の時です☟
*虫歯がある、または虫歯治療中
*虫歯治療済み歯(詰め物や被せ物をした歯)がある
*歯茎や歯の根に膿が溜まっている
普段は特に痛みを感じなくても、詰め物や被せ物をしてから数年経つと
小さな隙間から治療した歯の中に細菌が侵入し、再び虫歯に
なっていたというケースがあります。まだ症状が軽い場合や、
すでに歯の神経を抜いてしまっている場合は、
虫歯が進行していても気付けないことがあります。
気圧の変化による歯の痛みは、ある意味自然現象に近いものです。
気圧をコントロールして痛みを抑えることはできませんが、
お口の中の状態を変えることで痛みを防ぐ方法はあります🦷
その為、検診でのチェックは重要ですので是非いらしてください😉
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