こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
今回はくさび状欠損についてお話します✨
くさび状欠損とは、歯の根元がミゾ状に欠ける病気の一つです。
歯は欠けていますが虫歯ではありません。歯ブラシや咬み合わせが原因で、
虫歯がなくても歯が欠けてしまうことがあります。
【くさび状欠損が生じると】
歯のエナメル質が欠けて象牙質が露出してしまうこともあります。
象牙質には、神経につながっている象牙細管というものがあります。
その為、くさび状欠損によって、冷たい物が染みるなどの
知覚過敏を引き起こすことがあります😨
【くさび状欠損ができやすい部位】
犬歯と小臼歯(真ん中あたりの歯)の、頬側にできやすいです。
【くさび状欠損の原因】
くさび状欠損は、歯磨きの方法が不適切だったり、
咬む力が強すぎることが原因となって生じます。
硬い歯ブラシを強く当てすぎていたり、横にゴシゴシと
大きく磨くことのないようにしましょう❕
また、咬む力が強すぎると、歯の根元がその力に耐えきれず
欠けてしまいます。咬む力が強いとは、お食事中の咬む力ではなく
日常的な食いしばりや歯ぎしりのことです。
【くさび状欠損の治療法】
基本的にレジンやセメントを詰めることで、開いた穴を塞ぎます。
レジンは白い材料なので、前歯の根元のくさび状欠損でも
見た目にはあまり影響はありません😊
📢くさび状欠損に心当たりがある方は、以前のブログで
歯磨きについてとナイトガードについて書いてありますので、
そちらもチェックしてみてください🙋♀️
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