こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
考古学と歯の関係は、主に人類の歴史を解明する上で非常に重要です💡
考古学者は過去の人々の生活や文化を研究するために
遺跡や遺物を発掘します😼
その中で歯は貴重な情報源となり、過去の人々の健康状態や
食生活・社会的背景、さらには人類の進化の過程を
理解する手助けとなるのです(*^-^*)✨
【考古学での歯の活用方法】
🦷健康状態の分析
🦷食生活の理解
🦷遺伝的・進化的な研究
🦷人類の社会構造や儀式の理解
🦷埋葬習慣の分析
🦷過去の食料戦争や環境の変動
🦷人口の移動と交流の証拠
🦷年齢や性別の推定
🦷DNA解析
などが挙げられ、例えば年齢や性別の推定で活用する場合ですと、
成長過程や摩耗具合が年齢や性別を推定する手がかりになり
特に、乳歯や永久歯の発育段階を見ることで、
人物の年齢や生きてきた時期を知ることができます☝🏻
また、DNA解析で活用する場合、歯の歯髄からDNAを抽出し
遺伝的な特徴や家系を調べることも可能です📖
つまり、歯は考古学的調査において、
単なる「物理的な証拠」としてではなく
当時の人々の生活の質や文化を読み解くための
貴重な「物語」といえます☺️
【有名な考古学者が見つけたのは…❓】
考古学には数多くの著名な学者がいますが、
その中でも特に有名な「ハワード・カーター」をご存知でしょうか❔✨
カーターは、エジプトのツタンカーメン王の墓を
発掘したことで知られており、20世紀の考古学で
最も重要な出来事の1つとされています❕
カーターが発掘したツタンカーメン王の墓ですが、
このツタンカーメン王の遺体に関してむし歯や歯周病の痕跡が残っており、
いくつかの歯にむし歯が進行し、歯周病の兆候も見られていたそうです💫
古代エジプトでは「ナツメヤシ」やイチジクなどの果物を食べていました😋
これらには自然の糖分が多く含まれていたため、
むし歯の原因になっていたと思われます💡
さらに、主食はパンを食べていたそうですが、
穀物を石の臼で挽いていたことから
粉の中に微細な砂粒や石片が混ざることがありました🌀🌀
これが歯を削るように擦り減らし、
さらに歯のエナメル質が薄くなることで
むし歯や感染症のリスクを高めたと考えられています…⚡
「考古学と歯の関係」いかがだったでしょうか❔😊💭
上記のように、歯は、何前年・何万年の時を超えて
語りかけてくれる「証人」としての役割があります(*^-^*)♪
「法医学と歯の関係」についても以前のブログで更新していますので
よろしければ併せてご覧ください😁💡
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