こんにちは🎵清瀬いんどう歯科の山崎です🌻
みなさんは オーラルフレイル という言葉を聞いたことがありますか?
オーラルフレイルとは、「Oral(口腔)」と「Frailty(虚弱・衰弱)」を合わせた造語であり、日本で考案された概念です💡
近年、医療や介護の現場ではフレイルという言葉が浸透してきていますが、一般ではまだまだ馴染みがないですよね。
今回は、みなさんに知っていただきたいオーラルフレイルについてお話していきます🐣
世界的にみても、日本は長寿大国といわれています🍣
しかし、大切なのは寿命の長さではなく【年を重ねても健康に生活できる期間の長さ(=健康寿命)】
であるという考え方が重要視されている傾向にあります🦴👴🏻
口の衰えは、フレイル(体と心の衰え)にも影響することが分かっており、
口腔への健康意識を高めてオーラルフレイルを予防することは、健康寿命を延ばすためにもとても重要です🍀
フレイルは、意識しての行動やリハビリで改善することができるため、早めに気づいて対応することにより
予防・改善ができ、健康に近づきます。
そのため、どんな些細なことでも口の変化を見逃さないようにすることが大切です👀
オーラルフレイルの始まりの症状
🔵活舌が悪くなる
🔵むせやすくなる
🔵食べこぼしが増える
🔵硬い食べ物が噛みづらい
🔵お口の中の乾燥を感じる
平均寿命はどんどん延びており、人生100年時代と呼ばれる時代です🎈
少しでも長く健康に過ごせるように、オーラルフレイル対策はとても重要だと言えるでしょう😊👌🏻
そして、近年オーラルフレイルの人には、健康な口腔状態の人と比較すると
以下のような健康リスクが潜んでいることも分かっています。
🟣身体的フレイル 2.4倍
🟣要介護認定 2.4倍
🟣サルコペニア 2.1倍
🟣総死亡リスク 2.1倍
身体的フレイルは体重減少や身体活動量低下などの症状がみられ、
サルコペニアとは加齢に伴い筋肉量や筋肉が低下し、身体機能が落ちた状態を指します💡
このデータからも、オーラルフレイルは体にも大きな影響を与えていることがわかりますね😮
オーラルフレイル対策で大切なことは、【口腔内の清潔保持】と【加齢による口腔機能の衰えの維持・改善】です!
セルフケアはもちろん歯科医院での定期検診を受け、健康的な口腔内の維持を目指しましょう✨✨
そして、お顔の筋肉を鍛えるために口腔体操を行ったりよく噛んで食べることも大切です🥰
いかがでしたか?
お口の健康は全身の健康に繋がります👄
健康寿命を延ばすために、身体だけではなくお口の中にも気を配りましょうね!
最後までお読みいただきありがとうございました🌈
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