清瀬いんどう歯科|清瀬市松山の歯医者・歯科|ブログ

当院では患者様が5年後・10年後、その先も自分の歯でお食事などを楽しめるように正しい歯磨きの方法や個人に合わせた治療内容で健康なお口をサポートいたします。

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🍀歯の神経

こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)

今回は歯科の中でも治療回数がかかるといわれている

「根っこの治療」についてお話します💡

歯の神経をとることを専門的に「抜随」と言います。

そして正確には「歯髄」という部分をとってしまいます。

【抜髄とは】

抜髄(ばつずい)は、虫歯の治療法のひとつで、

歯の神経を取り除く処置のことです。

歯の神経である歯髄を抜くということから、このように表されています。

歯の神経には、実は神経以外にも動脈や静脈といった血管も走っています。

神経は、血管が損傷した時に知らせるセンサーの役割を担っていますので、

血管があるところには神経が存在しています。

歯は、歯の内部に走っているこれらの血管を通して酸素や栄養を受け取ったり、

老廃物を排出したりしています。抜髄というと、歯の神経だけを取り除く様な

イメージですが、実際のところはこうした歯に酸素や栄養を供給している血管も

一緒にとってしまうことになります。血管が無くなることで、

栄養が供給されなくなり、抜髄後は、歯は俗にいう「死んだ」状態になります。

そのために、歯の強度が低下してしまい、欠けたり割れやすくなってしまいます。

また、白血球などの免疫系の細胞は、血管を通して供給されますので、

血管を失った歯は、免疫系の作用出来ない部分となってしまいます。

それにより再び虫歯になりやすくなります。

こうした理由から、抜髄をしないといけない段階になる前に

虫歯を治療し、歯髄を残すようにすることが大切になってきます❕

また、抜髄をする前の歯を生活歯(せいかつし)、抜髄をした後の歯を

失活歯(しっかつし)と呼びます。

【抜髄が必要な状態】

虫歯になり、そのレベルがC3の段階まで進むと、

歯の神経が虫歯菌によっておかされ、痛みが出始めます😢

その時の歯の痛みはかなりのもで、この段階まで虫歯が進行すると、

ただ削って詰めるだけでは虫歯の痛みをとり除くことが出来なくなります。

そのために抜髄をして痛みを感じなくする治療を行なう必要が出てきます。

また、虫歯を削るとその分、歯が薄くなります。

たとえ、虫歯が歯の神経の辺りまで達していなくても、虫歯を削ることにより、

歯が薄くなるので、歯の神経と外界までの距離が近くなってしまいます。

その為、冷たい又は温かい水や食べ物・空気などの刺激により、

歯が痛くなってきたり、痛みが増してくることがあります。

虫歯の原因は細菌の感染なので、歯髄の除去後、感染を起こした細菌を

除去する為に強い消毒薬を用います。この消毒薬が根っこの外側に浸出し、

違和感や痛みを感じることがあります。噛んだ時に痛みがある場合は、

歯ではなく歯の周囲の歯根膜や歯槽骨で痛みを感じています。

また、数週間経っても術前と痛みが全く変わっていない場合は、

他の疾患の可能性もありますので、再審査の必要があります。

まずは、お気軽に歯の状態をチェックしにいらしてください😊✨

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