こんにちは、清瀬いんどう歯科の田中です(^.^)
新型コロナウイルスに感染すると、肺の免疫力が低下することがわかっています。
その状態で口の細菌が肺に入ると、ウイルスによる肺炎とは別に、
細菌による肺炎を起こします。ウイルス感染の予防は難しいですが、
続いて起こる細菌性肺炎の発症リスクを下げるには、
日頃からお口の中の清潔を保つことが重要です💡
そこで、歯みがきだけでなく「舌みがき」も忘れないようにしてください❕
【舌苔とは?】
舌の汚れは舌苔(ぜったい)と呼ばれます。
舌の表面には舌乳頭(ぜつにゅうとう)という細かい突起がたくさんあり、
この中に食べかすや口の中ではがれた粘膜がたまり、細菌のすみ家になっています。
「舌みがき」することで、口の細菌数を減らす事ができます。
【舌みがきの方法】
①舌苔がついている部分に舌ブラシがきちんとあたるように、
舌清掃は鏡を見ながら行ってください。舌苔のついていないところは、
掃除をする必要はありません。舌の清掃には、舌ブラシが有効ですが、
歯ブラシで行う場合は、柔らかい毛先のブラシを使用してください。
②ブラシを舌の「奥から手前」に動かします。
ブラシを手前から奥に動かしたり、前後に往復させると、
舌苔中の細菌をのどの奥へ送り込んでしまう危険があります⚠
③舌はとてもデリケートで柔らかい組織です。
舌の粘膜や味を感じる味蕾(みらい)をゴシゴシと強い力でこすると傷つくので、
軽い力で行うようにしてください。長い期間をかけてたまった舌苔は、
1回の掃除ではキレイになりません。毎日掃除をすることで、
だんだん落ちやすくなっていきます。舌を傷つけないためにも無理は禁物です🙋♀️
④朝起きてすぐと、寝る前の1日2回、磨くのがオススメです✨
夜は寝ている間、気付かないうちに口の細菌が肺の中に入ります。
寝る前に口をきれいにしておくことが大切です。
朝は、一晩寝ると単純計算で1000倍ほどお口の中の細菌が多くなっています。
なので、朝起きて顔を洗うと同時に舌も磨くようにしてください(*^-^*)
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